前に進みたければ、手放そう。

3/3に26年間所有してきたピアノ
(ヤマハの電子ピアノ)を
ようやく手放しました。

私が19歳のときに、
アップライトピアノから
シフトシェンジするために、
買ってもらったピアノ。

結婚しても花嫁道具のように持ってきて、
しばらくは弾いてたけれど、
なかなかピアノ練習に
集中する時間配分も取れなくなり、
住宅事情もあったりと
少しずつ弾くことから離れていました。

子供が4歳になったとき、
17歳になるまでずっと子供が使っていたので、
２代に渡ってたくさん愛用してきたけれど、
ここ数年は、全然弾かなくなり、
インテリアの一部になってしまってたんですよね。。。

26年経っての楽器下取りって、
なかなか難しく(特に電子ピアノとか。)
ようやく下取りしてくれる
楽器屋さんを見つけたので、
昨日手放しました。

私の様々なライフステージを知っている、
阪神淡路の震災も311の震災も知ってる、
そんなピアノですから、
簡単に手放せたわけではないですが、

手放すには早すぎや安易すぎず、
かと言って、
時期を逃したり執着持ちすぎたりしない、
ちょうど良い「手放し時期」
のような感覚がきたので、
やっと手放せました。

手放してから、気がついたんですが、
私45年生きてきて、
ずっと生まれる前から
ピアノが側にあったんですよね。
(叔母の使っていた
アップライトピアノがあったんです。)

あって当たり前のようにして
存在していたってことに、
今更ながら気がついたという。。。＾＾；

なので、今回手放して実は
初めて「ピアノがない生活・暮らし」
をしています。

なんか妙な感覚です。

無いと生きていけないってほどでもないのに、
なんかあったものが忽然となくなると、
喪失感とはちょっと違う妙な感覚です、今＾＾；

この妙な感覚を少しいろいろ掘り下げて、
ゆっくり考えて整理していくと、
いろいろ気がつきました。。。。

気がついた中のひとつに、
自分も含めていろんな人の「執着心」
というものにも気がついたのです。

あぁ、人の想いや念のようなものって、
こんな風に継承していくんだ。。。。
それを今回ので断ち切ったんだという感覚。
それが、この妙な感覚の正体にひとつでした。

手放したことは、ピアノと一緒に、
想いだとか念だとか、思い出だとか、
そういったものも一緒に手放せたのかもしれない。
手放した後は、すぐにスッキリでは無いけれど、
気の流れは確実に変わったように感じます。

この妙な感覚で少し落ち着かない気分は、
しばらく続くかもしれませんが、
この「ピアノの無い人生や暮らし」というものに、
慣れるまで感覚を味わってみようと思います＾＾

もしも、
いつまでも続いたり断ち切れないでいる
想いなどがあるときは、
そのことにまつわるもの
(特に小さい時から持ってるものなど)を
思い切って手放してみると気の流れが変わります。

それこそ、しばらくは慣れない妙な感覚があって、
落ち着かないかもしれませんが、
それはあなた自身の想いや念ではなく、
身近な誰かから継承したものかもしれません。

(最終的には誰かから継承するのは、
自分の思い込みや暗示をかけてしまってる場合も
あるなと今回痛感しました。)

ちなみに。。。
念とか書いてますけど
怪しいもののことではなくて、
そういう想いが強い人と一緒にいたり、
影響を受けやすい環境だったりすると、
自然と自己暗示がかかりやすくなるんです。

自分を運も身体も人生も、
動かしてるのは自分自身です。

だからこそ、
自分でかかってしまった暗示や思い込みは、
自分で断ち切らないと。

本気で前に進みたいと願うなら、
なおさらね＾＾

ピアノやまつわる人たちに、
感謝と労いの気持ちを込めて
送り出せてよかった😊

そう学ばせてくれた今回の出来事でした＾＾

香妃
Lei*alaタロット＆アロマ＊
クリエイティブライフカウンセラー

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