ケーニヒスベルグの橋 -その2-

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こんにちは、香妃です^^

 

その1で出題されていた問題。

7つの橋を2度通ることなくもとの場所に戻れるか、

考えてみようという問題。

 

いかがでしたか?

 

 

答えは、

 

「一筆書きできないので、

論理的には2度通ることなく

もとの場所に戻るのは不可能」

 

でした。

 

 

問題は、「もとの場所に戻れるか」

ということを聞いています。

 

なので、答えは「戻れることはできない」となります。

 

通る方法を延々と考えても、

問題文には通れるかどうかという問いなので、

できないなーと検証して出てきた結果ならば、

できない、不可能という答えでいいんです^^

 

 

ごくごく、シンプルですよね^^

 

 

 

この問題が掲載されていたのは、中学2年生の数学の教科書。

 

うちの子に、「これできる?どう?」と言われて、

めっちゃ必死に考えてみたんですが、

あれ?ちょっと待てよ?

これ、一筆書きできたら通れるんちゃうん?って思ったんです。

 

 

そうしたら、一筆書きできませんでした。

必ず2度通る橋が1本通るところが出てきてしまいます。

 

だからその約束事(条件)で通らないようにしようと思ったら、

立ち往生しちゃうんですよね^^;

 

 

不可能ってわかったのに、でも、

なんかできそうな気がしてちょっとモヤモヤした感じ。

 

 

いろんなもの、哲学にリンクさせちゃう私なんで、

ここでも思いました。

 

行けそうなのにな、でも、ダメなんだよねぇ。。

じゃあ、どうしたら元の場所に戻ることが

できるようになるんだろう?って。(笑)

 

wikiでの解説にも載ってましたが、

条件に違反することなく半ば強引に

可能にする方法はあるんです。

 

 

でも、「この7つの橋を2度通ることなく」

というのを絶対条件にしてしまうと、

元の場所に戻ることはできそうで

できないのが事実なんですよね。

 

 

私が言いたいのは、この橋の問題のように、

なにか物事が上手くいかないとか、

ことを進めることができなかったりしたとき、

 

その出来ない原因のひとつに、なにか

「絶対条件がついているから」

なんじゃないかなって思ったんです。

 

 

でも、その絶対条件は、

本当に「絶対である必要があるもの」なんでしょうか?

 

 

思考癖で言えば、

「こうでなければならない」ってことですよね。。。

 

 

橋の問題では、

「1本だけ2度通ってもいいとする」と、

この条件付けを緩めることで、

うまくいかなかったものや、

停滞してしまってたことが、

循環できるようになるのだと思うのです。

 

その絶対を取っ払えということではありません。

その絶対がついてることも、

方法としてひとつだとは思います。

 

 

けれど、本当に願いを叶えたいとか、

うまくいくようにしたいと思っているのであれば、

 

その絶対という条件がある限り、

不可能は不可能なままなんだっていう

良い意味での諦めが必要になってくるんですよね。

(事実を受け入れることであって、妥協することではありません)

 

 

例えば、カウンセリングでよく相談いただく、

既婚者同士の付き合いや恋愛のことでも、

「どうしたらうまくいくのか?」というのでも、

 

男女関係で付き合うことはできなくとも、

友達に近い関係(フランクな付き合いができる関係)

でいることだって、

その相手と関われることが幸せのひとつ

なんじゃないかなって思うんです。

 

 

そこに絶対的男女関係という条件があれば、

その人との付き合いも不可能のパーセンテージが

大きくなるばかりだと思うんですね。

 

絶対条件があるばかりに、

仲良くいられた関係もギクシャクするのも

悲しいじゃないですか。。。

 

 

大きいハードルを目標や壁にするのではなく、

今置かれてる状況や立場を理解や有難さを感じながら、

小さなハードルを少しずつクリアしていくほうが、

精神的な苦痛や悲しみも防げるのではないかなと、

私は思うのです。

 

 

先の未来なんて『今』はわからないものですから、

まずは友達っぽいものからの積み重ねでも

いいのではないでしょうか^^。

 

たとえすっごく小さな可能性であったとしても、

その可能性という芽や光を

自分の手で壊してしまわないようにね^^

 

 

他にもいろいろなことに当てはめることができるんですが、

記事がなっがくなるので(笑)、この辺までということで^^。

 

 

あとは、不可能と判断したならば、

潔く不可能だったと諦めてもいいんだと

自分に許可することも大切なことのひとつなのだと思います。

 

 

このケーニヒベルグの橋の問題から、

哲学的にちょっと考えちゃったりする私なのでした^^

 

 

この答えの詳しい解説はWikipedia(→一筆書き)に載っています。

数学は苦手ですが、なかなか面白いですよ♪^^

 

 

この問題を教えてくれたうちの子にも感謝です⭐︎ありがとう^^

 

 

 

香妃
タロット×アロマ心のカウンセラー

 

女性のための心に寄添い向き合う
タロット×アロマ カウンセリング&セミナー
Lei*ala(レイ’アラ)
http://www.leiala.net/

 

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