お母さん、娘をやめていいですか?〜精神的な呪縛と自立〜
(画像はNHK公式ホームページからお借りしました)
先日の「嫌われる勇気」と同じく、第2回目まで放送してしまってるんですが、
同じように悩む人たちに、私が今までずっとブログで伝えたいと思っていたことが、
このドラマでリアルに描かれているのでご紹介します。
仲がただいいのではなく、
相手をノンバーバル(非言語)でコントロールしていたり、
自分がいなくてはと、お互いに過剰に思い自分を見失っていたり。。。
そういった精神的な呪縛に駆られてる人たち、
特に「母と娘」の関係は多くみられます。
でも、ナイーブなことなだけに、あまり世間では知られていないのが現状。
しかも、当の本人たちは、自分自身が呪縛をかけてる、
かけられてるというのを認識できずにいたりします。
「共依存」とか、「強迫観念」といった精神的な病に近いものでもあるのです。
ドラマの中でも、常に娘は母に自分に関わる人や物事の相談や報告をし、
母も常に娘のことは自分が一番わかってると思い込んだり、
気にくわないと用意周到に娘の邪魔をし、あなたのためと言っては子供の自立を阻害します。
「精神的な自立」ができていない大人が世の中には本当に多い。
社会に出て仕事をすると経済的な自立していたり、
結婚して家を出て「自立」という人も、
実は「精神的自立」ができているとは限らないのです。
(成人したら子供の人生に介入しないことであり、結婚したら娘はもう別の家庭の人間なのです)
お母さんだけが悪いんじゃない、
娘だけが悪いんじゃない、
じゃあどっちも悪いのかって言ったら、「YES」と答えるかな、私は。
でもね、ただYESではなくて、お母さんは、
そのお母さんの母親からも同じように呪縛をかけられて、
さらにその母親も母から呪縛をかけられて生きてるのですよね。
まさしく「負のループ」。そこから抜けられないで、
代々受け継がれてるわけですよね。。。
だから、気がついた自分が「精神的自立」を今すぐ行動しなければならないんです。
「私で負のループを止める!」その決意と実行をする。
そうしないと負のループは永遠に続いていくんです。
ただし、精神的自立をするには、かなりの心の痛み・思考の混乱があります。
その痛みを覚悟して挑まなければならないので、多くの人は途中で挫折をしたり、
もとから自分を変えないということを選択してしまいます。
(違うドラマなのに、嫌われる勇気・アドラー心理学で考えられちゃいます^^)
いろいろ精神的自立については書きたいことがわんさかありますが、
ここの部分はカウンセリングで個別にお話しさせていただいています。
親子(娘)の問題のように思えることでも、先にも書いた代々の母からもあるけれど、
夫婦関係も絡んでいたり、恋愛や結婚がうまくいかないのは、
そういった親子関係や親の夫婦関係が影響しています。
似ていることはどこかあっても、ひとりひとり確実に「違う人間」です。
自分を変えることができるのは、自分だけですからね^^
今日で第3話。これからの話の展開は怖さも感じますが、楽しみです。
ご興味ある方は、ぜひご覧くださいね。
※ドラマの公式ホームページには掲示板があって、
そこにはたくさんの母娘に悩んできた人たちやそれを知る人たちが書込みをしています。
読むだけでも自分だけが苦しい気持ちでいるんじゃないと勇気を持たせてくれます^^
香妃
タロット×アロマ 心のカウンセラー
心理アナリスト
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女性の心に寄添い向き合うタロット×アロマカウンセリング
Lei*ala(レイ’アラ)
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