「アナログ回帰する」ためにしたこと。

 

ここ半年ほど、ふと頭の中に
「アナログ回帰」という言葉が出てきます。

 

 

たしかに10年くらいさかのぼれば、
だんだんとスマホやパソコン・タブレットなど、
デジタルものばかりに
目を向けていた傾向があるなと思います。

 

パソコンなどデジタルのものも、
メモや日記アプリなどに書いたりして、
ブログやSNSの文章を考えて、
書いては消してを繰り返してました。

 

 

もともと手帳・ノートは、
大好きなエルメス さんのものを愛用し続けていますが、
ノートにも手帳にも書く(描く)ツールは、
もっぱらフリクションペンを使っていました。

 

 

「書いて消せる。」
物凄い量の言葉を一気に書き出していくので、
書き間違えもあったりするので、
この書いて消せるは、とっても私には魅力的で、
3色ボールペンやカラフルな色も、
だいたいフリクションばかりになってました。

 

 

半年くらい前から、書いては消せる。が、
デジタルものでも、フリクションでも
「一致してる」ものだなと気がつきました。

 

 

ある時から、ブログやSNSでも文章を
考えて書くことができなくなってきていました。

 

 

理由・原因は様々ありますが、
そのひとつに、この「書いて消せる」が
原因だということに気がついたのです。

 

 

ノートや日記なども書いてはいるものの、
アナログにもかかわらず、書いては消せるという
デジタルのようなことを
デジタル機器から離れてもしている。

 

 

間違って書いても消せる、というのは、
たしかにノートなど綺麗に整えて書けます。

 

 

けれど、だんだんと精神的に
「整えて書こう」に捉われるようになってきてしまって、
文章を書いてるうちに疲れてきてしまったり、
収集がつかなくなってしまうようになっていました。

 

それに、間違っても消してしまうため、
自分がどういう部分で言葉選びで迷ったのか、
誤字をするのかも、わからない状態に。

 

思考や心の整理をしてるようで、
実は迷いや間違いという部分をスルーしてしまい、
整理するためのコア(芯)な部分もスルーしてることになって、
堂々巡りになってしまっていたのです。

 

 

だからといって、

・シャーペンは芯が途中で折れるから
・ボールペンは筆圧も書いた文字がキツくなる

ので、私は好みではないんです。

 

 

 

そんなとき、
学生の頃に「万年筆」
愛用していたことを思い出したのです。

 

 

万年筆、なんてクラシカルなんでしょう♪

 

 

ひとまず使ってみて、
何か自分の中で変化があるかもしれないと思い、
出先で気になっていた万年筆を購入してみました。

 

 

ひとまず、な気持ちだったので、
手頃なその万年筆ですが、使ってみると
サラサラと書ける心地良さを体感で思い出しました!

購入したのは「Fonte」
なんと本体600円です・笑。
けれど、驚くほど書きやすいです♪

 

 

やや太字なので、私の好みはできるだけ
フリクションでも0.38と細字が好みなので、
文字が潰れる時もあったりして、
慣れるまで少しだけ時間がかかりました。

 

プライベート関係のことは、
ブルーもしくはブルーブラック色にしているので、
その色を選んだのですが、なかなか良い♪^^

 

 

色違いで本体も何本かほしかったのですが、
もう売っていたお店では撤去してしまっていたので、
Fonteの万年筆はこの1本のみとなってしまいました。
(通販はあるみたいですよ^^。)

 

ただし、コンバーター(吸い上げ式)も付いていて、
2WAYで使えるものなので、今のインクセットが無くなったら、
インクボトルがあれば、
ずっと使えるので大切に使おうと思っています^^。

 

 

 

残念だな〜と思っていたけど、
他に気に入ったものにも出会うものですね〜。

 

 

 

他のお店で、学生時代に使っていたPLATINUM(プラチナ)で、
とっても綺麗な色の万年筆を見つけたのです!

プラチナの万年筆は、そこそこの金額するんだろうな〜、
なんて思っていたら・・・・

 

なんと、このプレジールという
シリーズの万年筆本体は1,000円!(びっくりなお値段!)

こちらの万年筆はカートリッジのみなので、
ブルーにはブルーブラック色インクを、
レッドにはレッド色インクにしてみました。

 

ヴァイオレットとフロスティブルーは
ブラック色インクにしてます。

 

細字と中字がありましたが、
もちろん、お気に入りの細字にしましたよ♪

 

 

 

Fonteにしても、プラチナにしても、
この価格でいいの〜???っていうくらい、
サラサラと紙を滑るように書き心地が良くて、
ノートなどの裏うつりが無くて気持ちよく書けます。

 

なんだか嬉しいなぁと思いながら、
ノートなどに万年筆で12月に入ってから書き始めました。

 

 

できるだけフリクションは部分使いなだけにして、
日常使いは万年筆で書くようにしてみたらですね、

 

 

半月経ってみて、
私自身の気持ちなどに変化がありました。

 

 

・万年筆は書く角度があるので、
文字を書くクセや姿勢が正すようになりました。
(意外と書くときの姿勢って曲がってるもんですね。)

 

・間違っても気にせず、
思い切って書けるようになってきました。
(間違っても二本線で訂正し、
堂々と書いてる自分がいます。)

 

・消してる間に、書きたいこと、感じたこと、
などを忘れてしまったり余計に言葉が
どんどん出て追いつかなかったのですが、
それが、ほぼ無くなりました。

 

 

・優しいインクだけれど、
しっかりはっきりと文字や言葉を書き出せていて、
あとで読み返しやすくなり、
認識定着できるようになってきました。

 

 

・ブログなど、デジタルで文章を綴っていて、
長文になってきても、まとまりが出せるようになり、
途中で断念することが無くなってきました。

その証明が、今回の記事になります☆

 

 

 

アナログのノートや手帳を続けて書いてるのに、
なかなか思考や心が整理できてない感覚になっていたのは、
そうやって、些細なことなんですが、
デジタルのようなことを
アナログでも日常化してしまっていました。

 

 

 

もちろん、フリクションやその他の文具を使って、
心地良さを感じてたり、自分が思うようになっているのであれば、
そのアイテムが合っているのだと思います。

 

 

けれど、気に入っていても、
なかなか自分の思うようになっていけないのは、
どこか自分とアイテムが
私のように合わない部分があるのかもしれませんよね。

 

 

 

ちなみに、フリクションも消しても
冷凍庫などで凍らせる(温度を低くする)と、
文字が出てくるので、全く消し去ってはいないです。

 

 

けれど、予定などの部分は「フリクション」を、
自分の内側の言葉などを書き出すときは「万年筆」を使う。

 

 

デジタルを使うためには、
しっかりとアナログ使うことを痛感しました。

 

 

 

デジタルとアナログの比率を4:6くらいにして、
自分の言葉を綴っていくリハビリをしていこうと思います^^。

 

 

2019年は、
「アナログ回帰」をスタートさせる年になった、
そんな気がしています☆

 

 

 

 

香妃@Lei*ala
タロット&アロマ心のカウンセラー

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女性専門*カウンセリング・レッスン/
心のタロット&アロマ
Lei*ala(レイ’アラ)
https://www.leiala.net/

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