哲学とは「個人の意見」を尊重していくこと。

先月(11月)のNHK『100分de名著』は、
岸見一郎さんが解説する
「三木清・人生論ノート」でした。

 

今月(12月)は、國分功一郎さんが解説する
「スピノザ・エチカ」です。

 

私の意見としては、
スピノザの哲学はちょっと難しいかな〜・苦笑。

 

難しいからと言って偏見を持たず、
じっくりテキストを読み込んでいこうと思っています。

 

 

どちらも「哲学」ですが、
時代・背景・国・人種など違いますが、
探求する先にあるものは、人間の本質であったり、
感情や思想などは、
同じようなものに対しての説いています。

 

例えば、アドラーでは「個人」や「勇気づけ」、
三木清では、「幸福」について、
スピノザでは、「自由」や「意志」など。。。

 

ひとつひとつの単語のような言葉の中に在る、
意味やどういうものなのかを、
それぞれの人物が様々な側面から捉え分析や統計して、
後世の残る形(書籍など)で伝え続けています。

 

同じような見解になることもあれば、
違った見方や捉え方のこともあり、
同じ『哲学』という分野でも実に幅広く奥深さがあるのが、
哲学の面白さや魅力なのかなと思います^^

 

 

けれど、同じ人間の本質を語るとなっても、
それぞれが説いてることに違いがあるので、
あれ?あっちではこうだったんじゃないか。。。?
こっちではこうなの?みたいに、混乱してしまいそうですよね。

 

そういう時は、学ぶ側の私たちが
「答え」「1つに絞り込む」
ということにこだわってしまうから、
混乱してしまうのです。

 

どの人が説いてることも、伝えたいことや言いたいこと、
想いなどは『共通していること』なんですよね。

 

全く違った説いてる内容だったとしても、
「個人の意見」として、
アドラーも三木清もスピノザ の説いてる言葉を捉えていけば、
理解していけるのではないかと私は思います。
(いわゆる、課題の分離方式で捉えるということですね^^)

 

ただし。。。
意見はただの意見として受け流すだけではなく、
その意見にはたくさんの学ぶことが含まれていますから、
自分に活かせるようにもしていきたいものです。

 

哲学だけでなく、
今の私たちも「他者の意見を聞く力」と、
「自分が感じたことを信じる力」
それにプラス、「自分で選ぶ力」を
自分自身で磨いていく必要があります。

 

だからこそ、哲学は自分自身の器を拡げていくために、
今でも伝え続けられ、
これから先の時代も残り続けていくのでしょうね^^

 

 

香妃
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