15年前の玉手箱

 

片付けをしていると、
ちらほらと懐かしいものを発見することがあります。

 

 

私の片付けの仕方は、
一気にすると疲れて後が続かないので、
できそうと感じた部分だけを片付けることが多いんですよ。

 

 

なので、年月をかけて片付けをするもんだから、
懐かしいものも、年月かけてでてきます。苦笑。

 

 

今回見つけたのは、
15年前の仕事のアイディアノートでした。

 

 

15年前なので、アクセサリーショップ全盛期だったころ。
子育ても忙しく、ショップもネットだけにとどまらず、
レンタルボックスでの出店や、
マーケットのイベントなどにも積極的に参加していました。

 

 

そのときの、いろんなアイディアやデザインや
企画がびっしりを描かれています。

 

 

今でもこういうノートは描き続けていますが、
違うところはイラストがなくなったことかな。

 

アクセサリーやホームページのデザインなどの
イラストを描いていたけれど、
今は取り扱うものがアロマやタロットと、
形がありそうで無いものなので描かなくなりました。

 

 

このノートをみていて、思いました。

 

「時代感じるわ〜。。。」

 

って。苦笑。

 

だって、この15年前には、
こんなにもデジタル社会が進むなんて思ってもみなかった。
(ゆっくり進みはしても、
こんなに急成長するとは思わないと思う。)

 

 

今の自分が今している仕事内容なんて、
思いもしなかったわけだし。

 

 

このノート、「玉手箱」やん。って思った。

 

 

浦島太郎の玉手箱は、
時間が止まっていて玉手箱を開けて、
現実世界へ急激にいくわけですけど、
(おじいちゃんになっちゃうわけだし)

 

このノートという玉手箱も、
その当時という「過去」と
「現実(今)」のギャップを感じるものだったから。

 

 

読み返したことでおじいちゃん、
いや、おばあちゃんになるわけじゃないけど、
このノートを書いていた15年前の私からしたら、
おばちゃんにはなってる。

 

 

業種は若干変われど、
していること自体は同じことをしているわけで、
果たして今の自分は、
このノートを描いていたころの自分に比べて
どうなんだろうなー。。。と思いました。

 

 

常にトライアンドエラー時々成功、
みたいな自分でいるけれど、
あの時とそんなに変わらないことをしているよね。。
と気がつきました。
(ちょっと前よりも堂々巡りではなくなった気もしますが。。)

 

 

それでも、
その当時していたことと、
今していないこともはっきりとわかり、
それが時代や年代を感じさせるものなのだなと思いました。

 

 

そのギャップとなる部分をどう捉え、
考えと行動を変えていけるか。

 

 

玉手箱は、そこが重要。
生かすも生かさないも自分次第で、未来も変わっていきます。

 

 

あの時は良かったな〜とか、
あの時こうしておけば良かったのにな〜とか。

 

懐かしむ気持ちも、もちろんあってもいいと思う。

けれど、懐かしむだけじゃ、何も生まれない。何も進まない。
(進めようとしないものなんだったらそれでもいいけどね。)

 

 

 

過去の私はバイタリティーありました。
でも、今の私はバイタリティーが出せなくても
「落ち着いて行動できていること」があります。

 

 

過去の自分のように今できないことを嘆いたり、
自分を責めるのではなく、

「今の自分」
「これからこうしていきたいという自分」のために、
今の時代に合わせた「私」を過ごしていきたいなと、
しみじみ感じました＾＾

 

 

15年前の玉手箱を開けてみたら、
過去の自分が「今(そのときの)」自分を
一生懸命生きていることを知れて、なんだか嬉しい＾＾

 

 

今描いてるアイディアノートも、
何年後かの私が読み返して
また同じことを味わえるのかと思ったら楽しみです♪＾＾

 

 

 

香妃
タロット＆アロマ心のカウンセラー
アロマ調香クリエイター

 

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